現在の日本における行方不明者の数は 90,144人(令和5年)で、前年から 5,234人増加しています。昨年の行方不明者は 84,910人で、特に20代の若者が多かったことが報告されています。当社の探偵社の依頼においても、浮気調査に次ぐ調査項目に「人探し」があります。その多くが、子どもなどの若年層による家出に関するものです。
1、行方不明者は「一般家出人」と「特異行方不明者」に分けられる
警察は事件性がないと判断すると、行方不明者届(旧捜索願)を提出しても、積極的に捜索を行えないケースがあります。家出人や失踪者は状況や理由によって、自分の意思で家を出た「一般家出人」と、事件や事故で所在不明になった「特異行方不明者」に分類されます。
「一般家出人」の場合、事件性がないため民事扱いとなり、「民事不介入の原則」によって警察は強制的な捜索を行えません。置き手紙を残した家出や借金苦による失踪などが該当します。
2、一般家出人の調査には、探偵社がベスト
そこで探偵社の役割が重要になります。行方不明者は時間が経つほど発見が難しくなるため、早期の調査開始が非常に有効です。学生や若年層の家出は、学校の長期休暇(夏休み・冬休み)や、卒業後の3〜4月など環境が変わる時期に増える傾向があります。
3、家出の裏には、家族からの過度な拘束や高ストレスが関わっているケースも…
若年層の家出の原因として、学校・友人関係の悩みだけではなく、家庭内のストレスが影響しているケースが関わっていることが可能性としてあります。
例えば、
- 厳しすぎるしつけ
- 過干渉・過保護
- 子どもの意思を尊重しない言動
- 親の価値観を押しつける育て方
- 感情的な叱責や無視
これらが続くと、子どもは「家が安心できる場所ではない」と感じ、家出が“逃避”ではなく“自分を守るための行動”として選択されることがあるのです。
4、あなたは大丈夫?「毒親チェックリスト15選」
以下は、子どもに強いストレスを与え、家出や逃避行動につながりやすい親の言動をまとめたものです。該当が多いほど、子どもにとって家庭が“逃げ出したくなる場所”になっている可能性があります。
- 子どもの行動を過剰に監視し、自由を制限する
- 子どもの意見より常に親の考えを優先させる
- 感情的に怒鳴る、些細なことで強く叱責する
- 「あなたのため」と言いつつ価値観・生き方を押しつける
- 失敗を許さず、過度に完璧を求める
- 兄弟姉妹・他人と比較して評価する
- 子どものプライバシー(部屋・スマホなど)を尊重しない
- 親の機嫌によって態度が急に変わる
- 友人・恋人など交友関係を細かくチェックし制限する
- 子どもの気持ちより“世間体”を優先する
- 子どもの人格を否定したり、レッテルを貼る
- 無視・放置など“サイレント支配”でコントロールする
- 子どもの進路・就職・結婚など将来を一方的に決めようとする
- 成人後も行動や人間関係を監視・干渉し、生活を制限する
- 子どもが稼いだお金を親が管理し、支出を制限したり、金銭を搾取する
5、まとめ —家出をふせぐために・家族が家出してしまったら—
◆ 家出を防ぐために
- 子どもの感情や意見を否定せず、まず受け止めましょう
- 叱責よりも対話を重視し、安心して話せる関係を築きましょう
- 年齢に応じたプライバシーと自己決定権を尊重しましょう
親自身も完璧を求めず、互いに成長していく“対等な家族関係”を意識するようにしましょう。家庭が安心できる場所であれば、子どもは逃げる必要がなくなります。
◆ 家族が家出してしまったら
- まずは身の安全を最優先に考え、迅速に情報収集を行いましょう。
- 警察への届出とあわせて、早期捜索が可能な探偵社への相談も検討しましょう。
- 発見後は叱責ではなく、家出に至った理由や背景を丁寧に聞き取ることが大切です。
行方不明者の初動はスピードが鍵となります。早期発見のためにも、専門的で迅速な調査が可能な探偵社へ相談することが最も効果的な手段のひとつです。