依頼者から託された思いを胸に、探偵社SIGNALは調査に命をかけています。
調査中に出くわしたあんなことや、こんなこと。
バリバリの現役探偵だからこそ話せる、ここだけの苦労話をちょっと覗いてみませんか?
1、基本、浮気調査は長丁場
基本的に浮気調査は長丁場です。
確実に証拠が狙えるようにするため、ある程度依頼者さまには対象者を泳がせてもらい、「浮気しやすい環境づくり」を整えて頂きます。
油断して、浮気相手と密会朝帰りコースが多くなってきたところが証拠を掴む絶好のチャンスです。
浮気相手とすることはほぼ決まって、ホテルでの行為に他なりません。
ホテルの仕様にもよりますが、サービスタイムを越えても出てこない、または宿泊可能になる時間に合わせてチェックインしたとなれば…その晩は宿泊するであろうことが濃厚になります!
そのため、自動的に探偵も張り込み継続決定となり、長丁場が確定するのです。
2、尿意・眠気…己自身の体力消耗との戦い
対象者の宿泊が確定したとなれば、張り込みも長期戦へ突入。
尿意・眠気との戦いが始まります。
証拠をとれる時間がいつとも限りません。
細心の注意を払いながら、じっくりとその時を待ちます。
水分は極力取らず、張り込みがバレないようにするため、夏場・冬場はエアコンも切ります。
かろうじて生き延びるために一時的にエアコンをつける場合があっても基本的には『忍者』と変わらず、息をひそめて張り込みを継続します。
長時間耐え抜いた後、決定的な証拠が取れた瞬間は得も言われぬ特別な達成感があります。
己の限界を乗り越えられた探偵にしか味わえない感覚です。
3、US〇やディ〇ニー、大型テーマパークに潜入することも
対象者を尾行し、US〇やディ〇二―などの大型テーマパークに潜入することもあります。
地方では、海水浴場、水族館・動物園、展望台などもあります。
ケースとしてはレアですが一定数調査でこのような場所に赴くことがあります。
そういった場合でも、他のお客に混じりながら、バレないように尾行を続けます。
「調査と関係なしに来て友人や家族と楽しみたかったな…」なんて個人的な感情に浸ることはせず、対象者から目を離さずにプロとして証拠を押さえます。
こういったテーマパークやデートスポットでは、不倫カップルは人目もはばからずに手を繋いだり羽目を外してイチャイチャすることも多いです。
良い年をしたおじさんおばさんの不貞行為を見つめ続けていると「一体何を見させられているのだろう?」と思う瞬間は正直あります。
しかし、その証拠を抑えることこそが依頼者の未来に繋がると信じています。
4、変装グッズは各自でスタンバイ。いつでも別人に変装可能
長時間に渡り尾行を続けていると、同じ服装では限界があります。
そのため、弊社では探偵各自で変装グッズをスタンバイして常備しています。
昼まではスーツ、夜はカジュアルな服に着替えたり、マスク・サングラス・眼鏡・帽子などを駆使して別人に成りすますことも。
その際に重要なこととしては、別人になるからといって目立ち過ぎないことです。
派手な服装や個性的すぎる服装はNGとなります。
あくまで周りに同化する・カモフラージュができるような浮かない服装がポイントです。
女性の探偵スタッフと組んで、カップルを装うこともあります。
5、地方のショッピングモールに辿り着く率高め
地方はデートスポットが少ないため、不倫カップルはイ〇ンやア〇タなどのショッピングモールをデート場所として活用することも多いようです。
しかも、必ずといっていいほど地元からは程よく離れた場所にあるショッピングモールを選びます。
近場だと人目につくのを恐れてでしょうか?
尾行したのち、イ〇ンに入るのを確認すると内心またかと思います。
ショッピングモールの施設のつくりによっては、尾行がしにくいところもあり、つかず離れずの距離感をとるのに苦労します。
当然、対象者はショッピングを楽しみますが、探偵はわき目もふらずに対象者の動向を逐一チェックしています。
お客のふりをして、商品を見るふりをしますが実際はまったく頭に入りません。
意識は対象者の動向だけに向いています。
6、都会の調査はスピード勝負!見逃し厳禁
都会での調査は車が使用できないことも多いので、地方とは全く異なる緊張感があります。
人混みの中を移動する対象者を追うのには徒歩や自転車を活用することが多いです。
地下鉄やバス、繁華街の雑踏の中では、一瞬でも目を離すと対象者を見失うリスクが高まります。
特に駅の改札やエスカレーター、ショッピング街の角を曲がる瞬間は要注意。
対象者が急にタクシーに乗ったり、ビルの中に入ったりするケースも多く、瞬時の判断力が求められます。
都会では、対象者が不倫相手と合流する場所も多岐にわたります。
カフェ、バー、高級レストラン、または雑居ビルの一室など、予測が難しい場合もあります。
人混みの中でバレずに尾行し、決定的な瞬間を捉えるためには、経験と集中力が欠かせません。
まとめ
探偵社SIGNALの現役探偵が明かす、ここだけの苦労話…いかがでしたか?
忍耐力、変装技術、鋭い観察力、そしてプロとしての使命感が揃って初めて、依頼者の未来を守る決定的な証拠を掴むことができるのです。
探偵の仕事は、ドラマや映画で見るような華やかさだけではありません。
地道な努力と、時には自分自身との闘いを通じて、依頼者の心に寄り添い、真相を明らかにする。
それが私たち探偵社SIGNALの誇りです。
次回も、もっとディープな探偵の裏話をお届けします。お楽しみに!